高松塚古墳:発掘直後、36年前撮影のカラー8ミリ発見
奈良県明日香村の高松塚古墳(7世紀末〜8世紀初め)の石室内などを73〜74年に撮影した8ミリカラーフィルムが見つかり、文化庁が30日、DVDを製作したと発表した。72年の発掘調査で「飛鳥美人」の極彩色壁画が見つかり、写真は多数残っているが、発掘間もない石室内の映像は同庁になかった。今後、一般公開を検討する。>>続きを読む
フィルムは今年2月、奈良文化財研究所都城発掘調査部(同県橿原市)で見つかった。73年10月〜74年8月ごろの調査風景などが14本に約40分間、音声なしで撮影されていた。撮影順に編集し、映っている人物を特定し31分間をDVD化した。